欲しい物について考える
ずっとずっと前、堀井和子さんの本で見かけたとてもかわいいポットがあった。
あのポット欲しいなぁ、と思っていたが、
どこで買えるのか?どんな名前のポットなのか?
当時、インターネットもなく(会社でパソコンは使っていたが、OSはWindowsNT4.0だった)、
調べる方法がなく、でもお買い物に行くと、どこかにひょっこりとあるのでは?と
いつも、穏やかに探していた。
そのポットが、『ANTTI NURMESNIEMEN』のコーヒーポットだと知ったのは、
堀井和子さんの本にちょっとだけ写っていたのを見てから、随分と経っていた。
そして、すでに手には入らないアイテムだった。
ANTTI NURMESNIEMENのコーヒーポット展があると知り、
原宿のCINQへ行ったが、並んでいるポットは全て売約済みとなってた。
久しぶりの原宿で、ぐったりと疲れてしまったのでCafeに入ってお茶を飲んでいると
「コレクションが増えて嬉しい~」
「並べて眺めているのがいいよね」
「使うものじゃないよね」
という会話が・・・。
その人たちのテーブルの上には、
CINQとbiotopeの共同制作でできた本、
『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』がありました。
買えなかったから、いじわるな目で見ているのではなく、
1度も使われることのない、コーヒーポット。
そんな風に思うと、なんだか悲しかった。
ちょっとした年代物でも、作り手が考えた用途で使ってあげないと!と思うだ。
『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』を何度も読んだ。
コーヒーをおいしく入れることができる機能的なデザインで、
どこかのキッチンで楽しく使われることを考えて、
そのキッチンを素敵にかわいく、楽しくするひとつのアイテムになるように、
そんな風に、デザインされたのではないか?と思ったのだ。
遠く離れた日本で、飾られているだけだと知ったら・・・
きっと、悲しいだろうな。ポットも悲しいだろうな。と思った。
宝物のようにしている、少し古い食器がある。
でも、飾ることなく、普段から使っている。
お店のおじさんも、「使ってあげることで、食器も喜ぶよ」とおっしゃっていた。
『コレクター』という言葉に、いい印象がないのは私だけだろうか・・・。

『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』より。
堀井和子さんのポットは赤色だった。
この本で、つや消しの黒があるのをしった。
とてもすっきりとしたデザインで、つや消しの黒がとてもいい。
いつか、どこかで運命的な出会いができたなら、
家に持ち帰って、毎日のように使いたいと思う。









Commentaires
このポット素敵よね
私も現物見た時は
欲しくなった
安定感があるところも
好き
色も好き
私ならgreenかなー
あったよね?
日本人は飾る趣味があるから、使わない人多いよね
私はしばらく飾ってから
使いたい派(笑)
月○も可愛いけど
ちょっと物足りなくて
買えないんだ
Rédigé par: platanonata | le avril 19, 2006 à 07:30 AM
○platanonataちゃん
platanonataちゃんも、このポット好きなんなんだね。
よかった~、ちょっと楽しみにしててね。
かもめ食堂にも登場するポット。
いつか手に入れたいと思うけれど、
もう手には入らないと諦めているよ。
売約済みでも、実物を見れたから、充分かな?ってね。
Rédigé par: Sucre | le avril 19, 2006 à 03:09 PM